電雲日報其百二十三
現代の弱さとヒトのたくましさ。だからまだまだ大丈夫かな。 平成30年9月7日 金曜日 予定が立てられず。 避難所へ行くか、自力でどうにかするか。 まだまだ余力はあるのでなんとかなる。それよりも今後の予定が狂ってしまったのをどうしようか。 木曜日の報告 電気はないし電波も悪い。情報がまったく入らない。そんな時は街に出て自分で情報を掴むしかない。駅へ行き、道新で号外を読み、避難所の人だかり見ながら、カメラ片手に彷徨う。フィルムも一本しかなく、あと4枚しかきれない。いくつかのコンビニが時間制限付きで開けてくれて、飲み物などはなんとかなってるし、前に立ち寄った立ち飲み屋は開放して水と食料と喫煙所となっていた、グッドジョブ! 公共機関は復旧の見込みが立たないの決まり文句しかないが、所々でコンビニを開いたり、そのほかのお店もお湯を沸かしてくれたりしてる。ジンパ(ジンギスカンパーティー)やってる奴らもいて、たのもしいかぎり。ちょっとくらい電気がないくらい、なんとかなる。実害を受けてるところに比べたらなんともないと、俺個人は暗闇の中で思う。