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電雲日報其百二十五

地球からのメッセージ? どう受け止めるのかな。急ぐばかりがじゃないと思う。 平成30年9月9日 日曜日 8:00 日報作成 10:00 現像開始 10:30 経理仕事&入稿 11:00 プリントテスト 13:00 定着水洗 14:00 カメラ持ってサイクリング やるべきことは午前中に終わらせる。プリントテストしてなんとかちゃんと出力したい。じゃないと今月中に間に合わない…。現像終えたら二眼で撮りに行く。久しぶりにチャリ乗れるのも楽しみだ。その後はなるように。 土曜日の報告 友人宅に忘れた充電コード、自転車でわざわざ届けてもらう。世話になりっぱなし、反省。地震ばかりで台風のことを忘れてたが、北大内の老木や街の街路樹など多数折れたり倒れたりしてる。その後片付けもなかなか大変そう。お墓に行くとお寺の方が地震で倒れた戒名や写真などを元通りにしていた。室内マンションタイプのお墓なので小物が多いから、これもまた大変。ご苦労さまです。流通は食品などまだまだ品薄状態だけど、市内は飲食店などもチラホラ開いてたのでお昼は食べられた。夜は念のため早めに着いて千歳でと思っていたが、空港内の飲食店は閉まってた。地震の影響で建物設備に不具合があるようだ。最終便なので羽田到着は0時近く。コンビニも一軒だけ営業してたがやはり品薄。今後、計画停電もあるかもしれない。まだ行方不明の人もたくさんいる。液状化で大変なことになってる地域もある。情報がちょっとずつ入り出して、全体像もつかめてきたが、まだまだなんだと実感する。そんな北海道を離れて帰るのがなんかさびしさも感じてしまう微妙な心境。この気持ちはなんなんだろう? でも今はよそ者は離れた方がよいと思う。 今回の体験を踏まえての備忘録。 2、3日は外部と遮断しても生活できる準備。水と食料、電気がなくても調理できる用意。トイレのために風呂水は残しておく。電気に依存しない照明。自転車、交通機関や車がなくて移動可能、行動範囲が広がると情報を得られたりする可能性は高まる。被災地は直近の情報が得られないから外部に頼らざる得ない。スマホなどは電波が生きてても、バッテリー問題がある。でも、情報は玉石混交、冷静に判断する。動くことが可能なら自分の目と足で情報を得る。二次ソースの拡散は十分精査する。他の人とのコミュニケーションも大切。籠っていると不安が増大する。お互いのためにも外に出て人との接点を持つ。バッテリーの予備などはあった方がいい。 電子マネーは便利な反面、電気が止まったら使えない。ATMも復旧しないと現金は手に入らない。クルマも将来的に電気自動車が主流になったら停電時は大打撃。レシプロエンジンも残しておかないと。信号が止まった時に自動運転は大丈夫なのだろうか? オレがオレがじゃダメ。譲り合う、互いに助け合う。当たり前のコトだけど、非常だからこそ必要。あとそんなときこそ笑顔も大切。どんなにテクノロジーが進化しようが、インフラやシステムの弱点は必ずある。結局は人と人との繋がりとかが一番大切なんだと実感。 今回は俺一人だからなんとでもなるし、札幌だから土地勘もある。真っ暗とはいえホテルもあったからしっかり睡眠も取れたから余力があって、自分の足で情報を得ることができた。でも、これが小さな子どもずれだったらそうはいかないし、泊まるところがなければ、一気に体力は奪われる。たまたまこの時期だったからよかったけど、これが冬だったと思うとゾッとする。あと外国の観光客は言葉も勝手もまったくわからず右往左往してる方がたくさんいた。でも、俺自身、何も手助けできなかった…。言葉の壁もある。あと東アジアの観光客は一目見ただけでは外国人かどうかよくわからない。だからこそ、もっといろんな人と積極的にコミュニケーションをとったほうがよかったなぁーと思う。おもてなしって、言葉ばかりが一人歩きしてるけど、とても空虚な感じがした。俺自身も含めて。

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