電雲日報其百四十五
ローテクはハイテク! 平成30年10月1日 月曜日 6:00 メールチェック等 6:30 機材情報収集 買うか買わないか? 7:30 整理整頓 机の上とネガとプリント 9:00 デジタルネガ出力テスト 気合い! 12:00 テスト撮影 ストロボチェック 13:00 現像テスト撮影分 15:00 定着水洗 素早く! 15:30 鶏卵紙テスト デジネガと4×5 18:00 スキャン合成テスト 今日はとにかくやってみる。結果を出して何が必要なのか洗いざらい出して、機材購入も検討する。今月も地方が多いので現時点でどの位置にいるのかを明確にしたい。行動あるのみ。 日曜日の報告 午前は湿板写真の勉強会で約150年前の光りに触れらてもうビンビン刺激された。そして午後は実際に被写体となって撮ってもらった。本当に貴重な体験だったし、うまく言葉にできないけど、わからないコトってすごく魅力的。デジタルでもフィルムでももちろん写真には変わりはないけれど、まず撮られるコトに対する姿勢、心構えなどちょっと湿板写真は違う。写真技師に任せるだけではなく、被写体と技師がともにイメージを共有しないと、キレイな光の像は写らない。一度に何枚も切れるわけではなく、一枚十数秒露光してすぐに現像定着まで終わらせなければならない。だからワンショットにかける気持ちが全然違う。とりあえず撮っておくなんて軽い気持ちでは望めない。そんな状況だけに撮影を希望する方達も個性的だしメチャクチャカッコいい! 撮影みてるだけでアドレナリンが沸々してくる。おれがやりたいコト、フィールドって、こんなんだと思う。撮る側撮られる側が一緒につくりあげる写真。撮って終わりじゃなくて、プリントなどモノとして提供する。150年前の人たちがやっていたコトをしっかりやりたい。台風で早仕舞いする閑散とした街をひとり、ワクワク興奮しながら家路についた。