電雲日報其百九十伍

気分は大切だな。

平成30年11月20日　火曜日 5:00　photograping 8:30　日報作成 9:00　メールチェック 9:30　ネガ整理 11:30 石巻散策 14:30 撮影 18:00 画像整理 19:00 ネガ整理 まだ暗いうちから活動開始！　同じ場所でも気温も天候も朝日が昇る位置も違う。想定なんて何の意味を持たないからこそおもしろい。コツコツとネガ整理をやりつつ、石巻市街で見つけたいくつかの場所で撮る。それからの撮影もしっかりと。夜も飲む前にネガ整理を進める。そして、年内にカタチにする。

月曜日の報告 エア帰省先と勝手に決めている登米市登米（とめしとよま）の九日町へ。秋祭りの写真を届けるのが目的だけど、それも一つのキッカケ、アレコレお話を伺えてよかった、おもしろかった。暗い話も明るい表情でするからなんとかなるって思えた。さすがは人生の大先輩だ。俺もあんな風に歳を重ねていきたい。心が軽やかになると足取りも軽くなる。登米を散策し、春蘭亭という江戸時代の風情ある旧家でお茶をする。聞けば登米伊達氏家臣鈴木家60石のお屋敷で、そのご先祖は奥州仕置きに端を発する和賀一揆で討ち死にした侍大将。いまでも命日には毎年法要を行っており、さらに命を落とした岩手の北上では立派な石碑が建てられ、100年毎に法要が行われているとか。戦国時代の面影が残っているなんて奥深い。知識欲を掻き立てられたせいか写欲も増してきた。登米から志津川へ向かうが、国道でも三陸道でもなく、名もなき旧道を走る。峠に差し掛かってからはまったく対向車もこない。おかげで写真が撮りやすかった。薄暗くなってきて獣の存在をうっすらと感じてきたので撤収したけれど、久しぶりに撮れた気がする。なんかちょっと見えてきた気がする。