電雲日報其二百獣煮

閉ざさなければ発見はある 日曜日の報告 撮影はお昼で終わり、半ドンだ。製本に必要な資材を物色しに行く。でも、専門店は日曜休み。ユザワヤに活路を見出して行ってみるがダメだった。諦めて、これでもかっていうくらい人が集まってる巨大ショッピングモールでイメージを膨らませる。溢れるほどいる人たちとの接点はどこにあるのか？ モヤモヤしながらビレヴァンをフラフラする。家族連れも多いショッピングモールだからか、陳列も適度に整理されてるからお宝発見感が希薄だし、品揃えもわかりやすくて大雑把…。仕方のないコトだと思う。けれど、接点なんてそもそも考えなくてもいいって結論に達した。全方位的に回す位の意気込みでものづくりしてやる。闘志がメラメラ湧いてきた。ありがとうビレヴァン、レイクタウン店。テンション上がってると発見もあるものだ。ジョンとヨーコのイマジンの展示がひっそりと催されていた。店内はどこも人で溢れてるのに、そこだけポッカリと穴が空いたかのように人もまばら。時間と共に2人のメッセージが透明に消えつつあるのかなぁ〜とちょっぴり淋しさと危機感を覚えながらも、遠目からじっくりと鑑賞したら、製本の判型のイメージが降りてきた！ ありがとうジョンとヨーコ！ 普段なら近づきもしない場所で思わぬ閃きに出会えた。好き嫌いはあって然るべきだけど、なんでも可能性を閉ざすのはよくないのかもしれない、勉強になった。大混雑だったけれど久々世間的な休日を味合えてよかった。 月曜日の報告 4:30 メールチェック 5:00 日報作成 6:00 デジタルネガ出力 9:00 出発 10:00 みすずどうと竹尾 12:00 事務所 13:00 暗室ワーク 今日は撮影はないが盛りだくさん。テストプリント用に朝、同じ絵柄を数種類出力。その後、神保町の製本屋さんと紙屋さんのショールームへ行って必要なモノをすべて揃える。散財が止まらないが仕方ない。事務所へ行って用事を済ませたら暗室ワーク。テストすることと納品用の作品を焼く。実験的なコトも行なって一歩前に進みたい。眠気に降参するまで今日は焼いてやる。一枚一枚丁寧にやる。